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新宿高校の偏差値・進学実績は?医学部や東大は目指せる?指定校推薦枠や偏差値が上がったという声も調査

東京都心の中心に位置する新宿高校は、偏差値・進学実績・学習環境のバランスが取れた都立上位校として知られています。東大や医学部といった難関大学への進学も現実的に狙える一方で、部活動や探究活動など学校生活も充実しており、学力だけでなく人間力も育てる環境が整っています。本稿では、新宿高校の特徴や進学実績、学習環境について詳しく解説します。

  1. 1. 新宿高校の偏差値は?偏差値が上がった理由を調査
    1. 1-1. 最新の偏差値はどれくらいか
    2. 1-2. 都立上位校の中での立ち位置
    3. 1-3. 偏差値が上がったといわれる理由
  2. 2. 新宿高校の進学実績は?東大を目指せるレベルなのか
    1. 2-1. 東大や一橋・東京科学大など難関国立の実績
    2. 2-2. 早慶上理とGMARCHの強さ
    3. 2-3. 進学者の割合から見える学校の性格
  3. 3. 新宿高校から医学部は目指せる?医学部進学実績を調査
    1. 3-1. 公式実績から見る医学部合格
    2. 3-2. 医学部を目指せる理由
    3. 3-3. 医学部志望者が知っておきたい注意点
  4. 4. 新宿高校の指定校推薦枠は?どんな大学がある?
    1. 4-1. 指定校推薦枠のある大学
    2. 4-2. 参考になる過去の公式資料の内容
    3. 4-3. 指定校推薦をどう考えるべきか
  5. 5. 新宿高校が人気なのはなぜ?偏差値以上の魅力
    1. 5-1. 都心立地と伝統校ならではの存在感
    2. 5-2. 単位制と選択科目の広さ
    3. 5-3. 探究・英語・理数・ICTのバランスが良い
    4. 5-4. 学習環境と学校生活の充実
  6. 6. 新宿高校でついていけない人はいる?学習環境を調査
    1. 6-1. 学習面で苦しくなりやすいタイプ
    2. 6-2. ただし、フォロー体制はかなり手厚い
    3. 6-3. 口コミで見えやすい実感
  7. 7. 新宿高校に向いている人とは?
    1. 7-1. 向いている人
    2. 7-2. 慎重に考えたい人
  8. 8. まとめ|新宿高校は偏差値・進学実績・医学部・東大実績に優れた人気都立高校

1. 新宿高校の偏差値は?偏差値が上がった理由を調査

東京都心に位置する新宿高校は、偏差値・進学実績・教育内容のいずれも高水準で、都立上位校の中でも注目される学校です。本記事では、最新の偏差値や都立上位校における立ち位置、そして偏差値が上昇した背景など、受験生や保護者が知っておきたいポイントを整理して解説します。

1-1. 最新の偏差値はどれくらいか

新宿高校はコース制ではなく普通科の単一募集です。そのため偏差値も1本で語られることが多いのですが、実際には模試会社や集計方法によって数値がかなり異なります。たとえば「みんなの高校情報」では2026年度版の偏差値を70と掲載しており、東京都公立では上位に位置付けています。一方、市進系の「高校受験情報ナビ」では2026年春入試向けの単位制普通科・新宿について、標準偏差値66、市進偏差値60、換算内申60を目安として示しています。さらに進研ゼミの合格者データでは、2023〜2025年度入試で新宿高校に合格した受験生の11月模試平均点が435点、最高点が477点とされており、やはり高水準です。

ここで大事なのは、「新宿高校の偏差値は○○で確定」と言い切らないことです。偏差値は各模試の受験者層や母集団が異なれば当然動きます。したがって、受験生が新宿高校を検討する際は、「大手サイトでは概ね70前後、塾系の標準指標では中〜後半60台、しかも内申も高めに要求される学校」という理解がいちばん実態に近いでしょう。

1-2. 都立上位校の中での立ち位置

新宿高校は、日比谷・西・国立・戸山といった最上位都立に次ぐ有力校として扱われることが多く、少なくとも「都立上位グループ」に入る学校です。実際、東京都教育委員会の学校経営報告では「進学指導重点校への入学が可能でも、あえて本校を選んで入学してきている生徒がいる現状」を学校側自身が認識しており、新宿高校を単なる中堅校ではなく、上位層の受験生が比較検討する学校として捉えていることがわかります。

さらに新宿高校は、進学重視型単位制高校であり、1・2年次は文系・理系に分けない共通履修、3年次に志望大学に応じた科目選択へ進む仕組みを採っています。都立の中でも「単位制」と「進学指導特別推進校」を両立させている点が特色で、単純な偏差値の高さだけでなく、大学受験との親和性の高い設計が人気を支えています。

1-3. 偏差値が上がったといわれる理由

「新宿高校は偏差値が上がった」とよく言われますが、公式に偏差値の推移を示す資料はありません。そのため、正確には「難関帯での人気が続き、上位校としての評価が定着している」と表現するほうが無理がありません。根拠としては、まず入試倍率が依然高いことが挙げられます。令和8年度入試では推薦入試の実質倍率が5.75倍、学力検査の実質倍率が1.94倍でした。令和6年度入試でも推薦7.63倍、学力検査2.12倍と高い競争率で、直近数年に多少の上下はあるものの、簡単に入りやすい学校ではありません。

また、新宿高校は国語・数学・英語の学校独自問題を毎年公開しており、旧公式サイトでは社会・理科は共通問題だと説明していました。つまり、受験難度を押し上げやすいのは国数英の自校作成問題への対応力です。これは公式サイトの公開情報を踏まえた整理ですが、「偏差値以上に対策が必要」と受け止められやすい背景には、この自校作成問題の存在があると考えてよいでしょう。

加えて、都心立地、進学指導特別推進校の指定、GE-NET EEによる英語教育、DXハイスクールとしてのICT活用、地域連携型の探究「新宿学」など、学校の魅力が学力以外の面でも強いことが、受験者層の厚さにつながっています。「偏差値が急に跳ね上がった」というより、「もともとの人気校が、進学実績と教育内容を背景に高い評価を保っている」と見るのが現実的です。

2. 新宿高校の進学実績は?東大を目指せるレベルなのか

新宿高校は、東大や一橋大学、東京科学大学といった難関国立大学から、早稲田・慶應・上智・東京理科大学、GMARCHといった難関私立大学まで、幅広い大学への現役合格実績を誇る都立進学校です。本章では、直近の現役合格データをもとに、国公立・私立ともに高い進学力を持つ新宿高校の特徴と、進学者の層の厚さについて整理して解説します。

2-1. 東大や一橋・東京科学大など難関国立の実績

結論からいえば、新宿高校は東大を「一部の最上位層が現実的に狙える」学校です。2026年度入試の現役合格状況では、東京大学2人、京都大学1人、東京科学大学6人、一橋大学8人が合格しています。2025年度入試も東京大学2人、東京科学大学6人、一橋大学5人、2024年度入試も東京大学2人、一橋大学5人、東京工業大学3人と、3年連続で東大現役合格者を出しており、難関国立の柱が途切れていません。

東大だけでなく、旧帝大・難関国立の厚みも注目点です。2026年度入試の現役合格では、北海道大6人、東北大6人、大阪大4人、筑波大9人、千葉大14人、東京外国語大6人、東京学芸大8人、横浜国立大8人、東京都立大14人など、首都圏国公立から全国の上位国立まで広く実績があります。特定大学への偏りだけではなく、「幅広い難関国公立に対応できる進学校」という見方がしやすい学校です。

学校案内でも、新宿高校は国公立大学進学希望者が多いことを前提に、1・2年次で文理を分けない共通履修を採り、3年次に幅広い選択科目で志望別対応を行うと説明しています。このカリキュラムは、早い段階で文系・理系を固定しないぶん、東大・一橋・東京科学大・国公立医学部など、進路を高く保ちやすい設計だと言えます。

2-2. 早慶上理とGMARCHの強さ

新宿高校の進学実績を語るうえで、むしろ層の厚さが際立つのは私立大学です。2026年度入試の現役合格者数は、早稲田大54人、慶應義塾大27人、上智大28人、東京理科大40人でした。GMARCHも、学習院13人、明治102人、青山学院30人、立教63人、中央45人、法政54人と非常に多く、現役だけでGMARCH合計307人に達しています。

年度による増減はありますが、2025年度入試では現役で早稲田80人、慶應28人、上智31人、東京理科43人、GMARCH合計386人、2024年度入試では現役で早稲田80人、慶應26人、上智62人、東京理科44人、GMARCH合計452人と、難関私大に強い傾向は一貫しています。東大や医学部のようなトップ合格実績だけでなく、早慶上理・GMARCHの合格者層が分厚いことが、新宿高校の「現実的に進学に強い学校」という評価を支えています。

東京都教育委員会の「だから都立高」でも、令和7年度現役合格として、早稲田72人が一般選抜、8人が学校推薦型選抜、慶應は23人が一般選抜、4人が学校推薦型選抜、1人が総合型選抜と整理されています。新宿高校は基本的には一般受験に強い学校ですが、入試方式の多様化にも一定程度対応していると見てよいでしょう。

2-3. 進学者の割合から見える学校の性格

2026年度の現役進学状況を見ると、313人のうち国公立大学等へ進学した生徒が115人で36.7%、早稲田22人、慶應9人、上智・理科7人、GMARCH44人、その他の大学等48人、進学準備68人でした。進学準備を除けば、その年のうちに大学等へ進む生徒が約8割にのぼり、しかも国公立志向がかなり強いことがわかります。

2025年度の現役進学状況でも、314人のうち国公立大学等進学が108人で34.4%、早稲田41人、GMARCH49人、進学準備53人でした。新宿高校は「全員が現役で私大に進む附属・推薦型の学校」ではなく、第一志望を高く維持した結果として一定数が進学準備を選ぶ、受験志向の強い都立進学校と理解するのが適切です。

3. 新宿高校から医学部は目指せる?医学部進学実績を調査

新宿高校は医学部専門校ではありませんが、理系上位層にとって医学部合格も十分に現実的な進路です。本章では、直近の国公立・私立医学部の合格実績をもとに、医学部を目指す受験生が新宿高校でどのように学び、どのようなサポートを受けられるかを整理します。また、医学部進学を狙う上での注意点も併せて解説します。

3-1. 公式実績から見る医学部合格

新宿高校は医学部専門校ではありませんが、医学部を視野に入れられる学校であることは、公式実績からはっきり確認できます。2026年度入試では、国公立医学部医学科が合計4人、私立医学部医学科が合計7人でした。内訳としては、現役生で千葉大学医学部、秋田大学医学部、国際医療福祉大学医学部などの合格が確認でき、既卒生も含めれば国公立・私立ともに医学部合格者が出ています。

2025年度入試はさらに強く、国公立医学部医学科が合計5人、私立医学部医学科が合計8人でした。現役生だけでも、北海道大、筑波大、東京科学大、名古屋大の国公立医学部医学科に加え、慶應義塾大、順天堂大、国際医療福祉大2人、大阪医薬大と、かなり幅広い医学部合格が出ています。年度差はあるものの、「新宿高校から医学部は珍しすぎて現実味がない」という見方は正確ではありません。

2024年度入試でも、国公立医学部医学科として琉球大医学科、私立医学部では東京慈恵会医科大、東京女子医科大、大阪医薬大、岩手医大などの合格例が確認できます。年度ごとに人数は増減しますが、少なくとも3年続けて医学部合格実績があり、しかも単発ではなく継続している点は評価できます。

3-2. 医学部を目指せる理由

医学部を目指せる理由のひとつは、理系上位層を支える学習環境です。新宿高校は理数研究校として理数教育を推進し、コンクールや研究機関訪問を通じて科学分野の学びを深めています。学校経営報告でも、理数教育の指定校として科学の甲子園東京都大会総合3位や化学グランプリ奨励賞などの成果が挙げられており、大学や研究機関訪問も実施しています。医学部に直結する専用コースはないものの、理系上位層を伸ばす土台は十分です。

また、3年次には物理・化学・生物を中心に、志望に合わせた選択科目を組み合わせられます。学校案内パンフレットでは、3年次の必修選択・自由選択の主な科目として、数学III、数学C、物理、化学、生物、各種演習科目が用意されていることが示されています。医学部受験のように理科2科目と高度な数学が必要な進路にも対応しやすい構成です。

3-3. 医学部志望者が知っておきたい注意点

一方で、新宿高校はあくまで総合的な進学校です。医学部志望だけを集中的に育成する「医進コース」型の学校ではありません。そのため、医学部を本気で目指すなら、学校の授業や講習を軸にしつつも、学年上位を維持すること、外部模試で強い成績を出し続けることが前提になります。これは公式資料にある模試分析会、目線合わせ、国公立二次対策、自習室チューター体制から見ても明らかで、学校側も上位層の伸長をかなり意識しています。

つまり、新宿高校は「医学部に強い専門校」というより、「東大・一橋・東京科学大・国公立医学部まで含めて狙える上位層を毎年出している都立進学校」です。医学部を目標に置くこと自体は十分可能ですが、誰でも自然に届く学校だと誤解しないことは大切です。

4. 新宿高校の指定校推薦枠は?どんな大学がある?

新宿高校には、早稲田・慶應・上智・東京理科大など上位私大や都立大への指定校推薦枠が用意されており、進学の多様なルートとして魅力的です。しかし、学校全体としては一般受験志向が強く、推薦枠を過信せずに位置づけを理解することが重要です。本章では、公式資料に基づく指定校推薦の概要と活用のポイントを整理します。

4-1. 指定校推薦枠のある大学

新宿高校の指定校推薦については、東京都教育委員会の「だから都立高」に比較的明確な掲載があります。そこでは、近年の主な指定校推薦として、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学が挙げられており、その他として東京都立大学、東京薬科大学なども示されています。都立高校としてはかなり強い顔ぶれです。

このため、「新宿高校は一般受験一辺倒で、指定校推薦はほぼ期待できない」という理解は正確ではありません。むしろ、進学実績の強さに加えて、推薦ルートでも上位私大・都立大クラスの選択肢がある学校だと考えたほうが実態に近いです。

4-2. 参考になる過去の公式資料の内容

さらに詳しく見ると、令和3年度の学校公式説明資料では、主な指定校推薦の具体例まで掲載されていました。たとえば東京都立大学は経済経営1・都市環境1・システム2・健康福祉1、早稲田大学は法1・文1・文化構想1・商1・基幹理工1・先進理工1・教育1、慶應義塾大学は法1・商2・理工1、東京理科大学は理1・理工1・薬1・経営1、中央大学は法1・商1・理工3、立教大学は観光1・理1、明治大学は総合数理2という内容でした。あくまで令和3年度時点の例ですが、当時からかなり厚い指定校推薦ラインナップを持っていたことがわかります。

重要なのは、こうした枠は毎年固定ではないことです。現在公開されている公式ページは大学名中心の掲載で、最新年度の学部別枠数までは示していません。したがって、「早稲田が何枠あるか」「慶應が今年は何学部か」をネット上の古い情報だけで断定するのは危険で、最新年度の説明会や校内資料で確認するのが確実です。

4-3. 指定校推薦をどう考えるべきか

新宿高校の指定校推薦は魅力的ですが、学校全体の空気としてはやはり一般受験志向が強い学校です。東京都教育委員会の現役合格内訳でも、早稲田大は一般選抜72人に対し学校推薦型選抜8人、慶應義塾大は一般選抜23人に対し学校推薦型選抜4人、総合型選抜1人という構成でした。推薦ルートは確かに存在するものの、学校の主戦場が一般受験であることに変わりはありません。

そのため、新宿高校で推薦を狙う場合は、「推薦枠が多いから安心」と考えるより、「上位層の学校で、魅力的な推薦枠も用意されている」と捉えるのが現実的です。特に人気大学の指定校推薦は校内でも当然競争になるため、最新の条件や校内基準は必ず学校側に確認したいところです。

5. 新宿高校が人気なのはなぜ?偏差値以上の魅力

新宿高校の人気は、偏差値や進学実績だけでなく、都心立地・伝統・柔軟な単位制・探究・英語・理数・ICTの充実した教育環境、そして学校生活の多様性にも支えられています。本章では、公式資料や学校案内をもとに、新宿高校ならではの学習環境や教育プログラム、充実した学校生活の魅力を整理します。

5-1. 都心立地と伝統校ならではの存在感

新宿高校の人気を押し上げている大きな要素のひとつが、都心立地と伝統です。学校所在地は新宿区内藤町で、新宿三丁目駅から徒歩4分、西武新宿駅から徒歩11分と案内されています。しかも創立は1921年で、2022年に創立100周年を迎えました。通学の利便性と伝統校としてのブランドの両方を持つ都立校は、実はそれほど多くありません。

学校の理念としては「全員指導者たれ」「大家族主義」「自主・自律・人間尊重」が掲げられており、単に自由なだけの学校ではなく、伝統と自治を両立させる校風が特徴です。この独特の空気感が、新宿高校を第一志望に選ぶ受験生を引きつけています。

5-2. 単位制と選択科目の広さ

進学面での大きな魅力は、進学重視型単位制ならではの科目選択の広さです。新宿高校では1・2年次は文理を分けない共通履修とし、3年次に必修選択と自由選択を通じて志望大学に合わせた学びに移ります。英会話に加えて、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語などの第2外国語も選べるため、国立大向けの幅広い教養形成と、個別進路への最適化を両立しやすい設計です。

学校案内パンフレットでは、単位制普通科高校として学年制高校より多くの教員配置を受け、習熟度別授業や多様な選択科目を実施していることも示されています。偏差値だけでは見えにくい部分ですが、「自分の志望に合わせて科目を組める」「国公立型にも私大型にも振りやすい」という柔軟性は、受験校選びではかなり大きな強みです。

5-3. 探究・英語・理数・ICTのバランスが良い

新宿高校は、学力偏重の受験校というより、探究・英語・理数・ICTをまとめて強化している学校です。1年次の「新宿学」では、新宿に所在する20以上の企業と連携したフィールドワークを実施し、学校経営報告では連携先を28箇所まで拡大したとされています。2・3年次は個人探究を行い、大学研究室訪問や発表活動にもつなげています。

英語面でも、GE-NET EE指定校としてオンライン英会話やGTECを活用した英語力診断に取り組んでいます。東京都のGE-NET EEは、授業内オンライン英会話や外部試験の活用を通じて英語力向上を図る仕組みで、新宿高校の学校経営報告でも実際に2年次全クラスでオンライン英会話を13回実施し、1・2年次全生徒を対象にGTECを行ったと報告されています。

さらに文部科学省のDXハイスクール事業は、情報・数学等を重視しつつICTを活用した文理横断的な探究学習を強化する学校を支援するものです。新宿高校はDXハイスクール指定校として一人一台端末、Teams活用、生成AIやデータ分析を含む探究活動の推進を進めており、「昔ながらの進学校」ではなく、かなり現代的なアップデートが入っている学校だとわかります。

5-4. 学習環境と学校生活の充実

パンフレットや東京都教育委員会の案内を見ると、学習環境もかなり整っています。自習室は平日20時まで利用可能で、3年次専用自習室もあり、進路資料室には赤本が多数置かれています。職員室前には質問コーナーがあり、教員に質問する生徒が多いことも案内されています。これは「面倒見の良さ」を裏づける具体的な設備だと言えます。

その一方で、学校生活も濃いです。都教育委員会の学校紹介では「9割以上の仲間が部活動に入り、文武両道を目指す」とあり、臨海教室は創立時から100年続く伝統行事です。運動会、朝陽祭、戸山戦など行事も多く、学校案内では「多くの学校行事を越えて新宿生になる」と表現されています。進学実績だけでなく、高校生活の密度そのものが人気の理由です。

6. 新宿高校でついていけない人はいる?学習環境を調査

新宿高校は学力・進学実績の高さで知られますが、一方で学習負荷や生活面での厳しさも少なくありません。本章では、授業内容や自習・課題量、生活規律の側面から、どのような生徒が「ついていきやすい」のかを整理するとともに、学校が整えている手厚いフォロー体制や在校生の実感をもとに、入学後の生活・学習環境の全体像を紹介します。

6-1. 学習面で苦しくなりやすいタイプ

新宿高校で「ついていけない」と感じやすいのは、まず自学自習の習慣が弱い人です。学校案内の公式資料では、1年次から「授業6時間→部活動2時間→自宅学習2〜3時間」の生活を実践すると説明されており、さらに小テスト、宿題、週末課題、年間1700時間の補習・講習が示されています。自由で自主性を尊重する学校ではありますが、その中身はかなりハードです。

また、新宿高校は1・2年次で文理を分けず、国公立大対応の共通履修を重視しています。これは進路の幅を保つ長所がある一方で、「早くから文系に絞って負担を軽くしたい」「数学や理科を最小限にしたい」というタイプにはしんどく感じやすい面もあります。受験時点の偏差値だけでなく、入学後に幅広い科目に向き合えるかが重要です。

生活面でも、学校は時間厳守や身だしなみを重視しています。旧公式説明資料では「遅刻厳禁」「5分前行動」「自転車・エレベーター・サンダル・染髪等を禁止事項として多くは設けないが、自律的規範意識を重視する」と整理されていました。完全放任型ではなく、自治と規律のバランスを求める学校だと理解したほうがよいでしょう。

6-2. ただし、フォロー体制はかなり手厚い

厳しさがある一方で、サポートは手厚いです。学校経営報告では、1・2年次で各3回、3年次で7回の模試分析会を実施し、3年次は「目線合わせ」を通じて個別生徒の模試データと志望校を分析、さらに3年次自習室には毎日チューターを配置したとしています。個人任せに見えて、実際にはかなり組織的に受験指導が入っています。

授業面でも、国・数・英・化・体で習熟度別の少人数授業を行い、定期考査ごとの結果によって編成を見直していると公式に報告されています。つまり、「難しい学校だから置いていかれる」というより、「難しい学校だが、置いていかないようにかなり細かく見ている」が実態に近いです。

6-3. 口コミで見えやすい実感

各種口コミサイト上の情報では、新宿高校は「自由度が高い」「立地が良い」「行事が楽しい」という声が多い一方で、「課題が多い」「体育や行事の熱量が高い」「入学後の勉強は大変」といった声も見られます。こうした評価はばらつきがありますが、学校説明会資料に掲載された在校生・卒業生の声でも、「勉強、宿題、行事、総合的な探究、部活など、とても忙しい」「体育のガチ感が強い」といった実感が紹介されており、口コミだけの誇張とは言い切れません。

したがって、新宿高校で大切なのは「ついていけるか」を偏差値だけで判断しないことです。自分で勉強時間を確保できるか、行事や部活にも前向きに入っていけるか、幅広い科目をこなしながら受験まで走り切れるか。この相性が合えば、新宿高校は非常に伸びやすい環境になります。

7. 新宿高校に向いている人とは?

新宿高校は学力・進学実績の高さに加え、部活動や探究活動など高校生活の充実度も特徴です。しかしその反面、課題量や授業・生活の規律は決して軽くありません。本章では、こうした特徴を踏まえ、どのようなタイプの生徒が新宿高校に向いているのか、逆に慎重に検討したほうがよい生徒はどんな人かを整理します。これにより、受験生自身が入学後の学習・生活との相性をイメージしやすくなります。

7-1. 向いている人

新宿高校に向いているのは、第一志望を高く保ちたい人です。東大・一橋・東京科学大・国公立医学部まで含めた上位進路を狙える一方で、早慶上理やGMARCHにも厚い実績があり、3年次の科目選択幅も広いので、入学後に進路を深めながら最適化しやすい学校です。国公立志向が強い人、まだ文理を固定し切っていない人、でも最終的には難関大学を目指したい人にはかなり相性が良いでしょう。

また、行事・部活・探究も高校生活の一部として本気で取り組みたい人にも向いています。新宿高校は90%以上が部活動に加入し、臨海教室や朝陽祭、戸山戦など伝統行事も多く、探究活動「新宿学」も学校の核になっています。受験勉強だけの3年間ではなく、密度の高い高校生活の中で成長したい人には非常に魅力的です。

7-2. 慎重に考えたい人

逆に慎重に考えたいのは、「できるだけ負担の軽い高校生活を送りたい人」「早い段階から文系一本に絞って勉強したい人」「自由な校風という言葉を“ほぼ放任”だとイメージしている人」です。新宿高校は自主性重視ですが、課題・講習・模試分析・生活指導まで含めると、実態はかなり鍛える学校です。

指定校推薦もありますが、学校の本流は一般受験です。したがって、「上位の指定校だけを目当てに入る」より、「一般受験でも戦える学力をつけつつ、推薦も選択肢に持つ」という姿勢のほうが、新宿高校ではうまくはまりやすいでしょう。

8. まとめ|新宿高校は偏差値・進学実績・医学部・東大実績に優れた人気都立高校

新宿高校は、偏差値だけを見る学校ではありません。大手受験情報サイトでは概ね高い難度帯にあり、入試倍率も高く、国数英の自校作成問題への対応も求められます。そのうえで、東大は3年連続で現役合格者を出し、医学部医学科も継続的に合格者を出し、早慶上理・GMARCHでは極めて分厚い合格実績を持っています。

指定校推薦も、公式公開ベースで早稲田・慶應・上智・東京理科・GMARCH・東京都立大などが並ぶ充実した内容です。ただし、最新の枠数や学部別の詳細は年度で変わるため、古いネット情報の丸のみは避け、説明会で確認するのが確実です。

総合して言えば、新宿高校は「自由で華やかな都心の人気校」であると同時に、「かなり本格的な受験校」でもあります。東大や医学部も視野に入れたい、でも高校生活も濃く送りたい、一般受験も推薦も含めて広く進路を考えたい。そうした受験生にとって、新宿高校は非常に有力な選択肢です。

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