東京都豊島区にある淑徳巣鴨高校は、中高一貫・共学校として近年注目を集める進学校です。ネットでは「偏差値上昇」「東大や医学部に強い」といった情報もありますが、公式データと外部情報を照らし合わせることが重要です。本記事では偏差値や進学実績、指定校推薦の状況、クラス編成などを整理し、現状の学校像を分かりやすく解説します。
1. 淑徳巣鴨高校の偏差値は?偏差値が上がったという噂を調査
淑徳巣鴨高校は、東京都内でも注目度の高い私立高校のひとつです。しかし、公式サイトでは偏差値を公表していないため、受験生や保護者にとっては「どのくらいの学力が必要なのか」がわかりにくい学校でもあります。本記事では、外部の受験情報や公式資料をもとに、コース別の偏差値目安や入試の傾向、合格のポイントを整理しました。偏差値だけでは測れない、実際の入りやすさや競争の様子もあわせて紹介していきます。
1-1. 外部指標で見る偏差値の目安
まず大前提として、淑徳巣鴨高校が公式サイトで「偏差値」を公表しているわけではありません。受験生が目安にする数値は、模試会社や受験情報サイトの推定値です。外部の受験情報サイトでは、淑徳巣鴨高校の偏差値はおおむね50〜64程度のレンジに収まっており、あるサイトではアルティメット64、プレミアム63、選抜58、特進56、別のサイトではアルティメット・プレミアム55〜59、選抜・特進50〜54というB判定偏差値が示されています。
この学校の難しさは、偏差値だけでは測りにくい面もあります。学校が2026年度入試向けに公表している「入試相談の目安」では、A推薦の主要5科内申の目安はアルティメット・プレミアムが24で、さらに「2級以上を1検定取得」または「準2級を2検定取得」の条件が付きます。選抜は22、特進は19が目安です。また一般(併願優遇)でも、3年次の欠席・遅刻・早退がそれぞれ9回以下で、9科に「1」がないことが共通の目安とされています。東京都の私立高校受験では内申の見られ方がかなり重要なので、淑徳巣鴨高校も「当日点だけで決まる学校」というより、内申・検定・出欠を含めて総合的に準備する学校と考えるべきです。
1-2. 公式資料から見る実際の入りやすさ
入試結果を見ると、上位クラスの競争はかなりはっきりしています。2025年度高校入試では、アルティメットクラスは出願480人・受験365人・合格124人、プレミアムクラスは出願222人・受験176人・合格75人でした。しかもアルティメットとプレミアムは、推薦で大量に確約を出すタイプではなく、一般入試でもしっかり選抜していることが読み取れます。とくにアルティメットはスライド合格なしで124人合格なので、上位層向けの入口として独自の厳しさがあります。
一方で、選抜クラスと特進クラスはスライド合格の仕組みが大きく働きます。たとえば選抜クラスでは一般Ⅰ期109人受験に対して本来合格30人に加え、33人がスライド合格でした。特進クラスではスライド合格者がさらに多く、学校全体としては「まず高いクラスに挑戦し、不足分は下位クラスで判定する」構造になっています。この仕組みがあるため、淑徳巣鴨高校の難易度を語るときは、学校全体の偏差値だけではなく、どの受験クラスで出願するかを切り分けて考える必要があります。
1-3. 偏差値が上がったと言われる背景
「淑徳巣鴨は偏差値が上がった」と言われる背景には、公式に確認できる進学実績の伸びがあります。学校の2025年大学合格実績資料にある推移グラフでは、GMARCH合格数は2021年213から2022年216、2023年245、2024年291、2025年318へ伸び、早慶上理ICUも2021年48から2022年71、2024年86を経て2025年80、国公立・大学校も2021年18から2024年30、2025年30と高い水準まで伸びています。こうした実績の積み上がりが、受験市場での評価上昇につながったと見るのは自然です。
ただし、「偏差値が上がった」という表現を公式の確定事実として断言するのは避けたほうが安全です。なぜなら、学校は歴年の偏差値推移を公表していないうえ、外部サイトの偏差値は模試母集団や算出方法が違うからです。言い換えると、淑徳巣鴨高校は合格実績と入試競争の面では評価上昇を感じさせる材料が多い学校ですが、偏差値そのものの「何ポイント上がった」といった話は、ネット上で単純化されやすいテーマだと理解しておくのがよいでしょう。
2. 淑徳巣鴨高校の進学実績と東大・医学部への到達可能性
淑徳巣鴨高校は、卒業生の進学実績が幅広く、難関国公立大学から上位私立大学、さらには医学部進学まで対応できる学校です。しかし、単純に偏差値や合格者数を見るだけでは、学校全体の進学力や生徒の進路選択の実態はわかりにくい面があります。
2-1. 淑徳巣鴨高校の最新の大学合格実績
淑徳巣鴨高校の進学実績を現在の学校公式発表で見ると、2026年合格実績は4月15日時点・卒業生365名で、国公立大学・大学校23名、早慶上理ICU107名、GMARCH202名、日東駒専255名、海外大学9名と公表されています。主な大学名としては、国公立では東京大学、一橋大学、東京科学大学、お茶の水女子大学、東京外国語大学、北海道大学、横浜国立大学、埼玉大学、東京海洋大学、防衛医科大学校などが並び、私立では早稲田28名、慶應義塾19名、上智37名、東京理科22名、明治40名、立教46名、中央42名、法政45名、青山学院19名が掲載されています。難関国公立の最上位から、難関私大・中堅上位私大まで、かなり幅広いレンジに強い学校です。
ここで注意したいのは、学校が公表しているのは基本的に進学者数ではなく合格者数だという点です。実際、2025年資料には「医学部医学科の合格者数は、左記の国公立大学・右記の私立大学の合格人数にも含まれている」と明記されています。つまり、1人が複数大学に合格しているケースや、カテゴリが重なっているケースがあるため、実績表は「その学校の進学指導でどのレベルの大学に届いているか」を見る指標として使うのが適切です。単純に卒業生数と比べて進学率のように読むのはやや危険です。
2-2. 東大は本当に狙える?
東大については、「名前だけ挙げている」学校ではなく、高校募集のコース案内そのものがアルティメットクラスの目標大学を『東大をはじめとする最難関国立大学理系文系』と明記しています。さらに、2026年合格実績の主な国立大学一覧にも東京大学1名が掲載されています。したがって、「淑徳巣鴨から東大は無理」と切り捨てるのは事実に合いません。上位クラス、とくにアルティメットの最上位層なら東大到達ルートは現実に存在します。
ただし、東大合格者が毎年大量に出る学校という言い方も適切ではありません。淑徳巣鴨高校は、東大志向のトップ層を抱えつつ、学校全体としては早慶上理・GMARCH・難関国公立に厚みのある学校です。つまり、東大は“最上位層の到達点”として十分狙えるが、学校全体の標準進路ではないという理解が最も現実的です。ここを誤ると、「東大が1人出たから東大特化校」とも、「東大が少ないから難関大は無理」とも、どちらにも振れすぎてしまいます。
2-3. 医学部進学の実態
医学部についても、淑徳巣鴨高校は「目指せる学校」です。学校の2025年大学合格実績資料には医学部医学科の専用欄があり、医学部医学科合格者数は2022年5名、2023年1名、2024年13名、2025年2名と示されています。大学別では、2024年に筑波大学、防衛医科大学校、岩手医科大学、杏林大学、久留米大学、順天堂大学、聖マリアンナ医科大学、帝京大学、東京医科大学、東邦大学などが並び、2025年は埼玉医科大学と帝京大学が記載されています。年度ごとの振れ幅はかなりありますが、医学部医学科の合格実績を学校自身が独立項目で示している点は、医療系志望への対応力を考えるうえで重要です。
さらに、高校向け理数教育ページでは、2025年から東京薬科大学と高大連携協定を結び、東京女子医科大学とも連携して医学部の講義・実習を体験できるようになったと紹介されています。2026年合格実績にも防衛医科大学校1名が入っています。したがって、淑徳巣鴨高校は医学部特化校ではないものの、理数系上位層が医学部を視野に入れて進学準備を進める環境は確かにある学校です。医学部志望なら、プレミアムよりもアルティメットや理系寄りの進路設計が自然だ、と考えるのがよいでしょう。
3. 淑徳巣鴨高校の指定校推薦と大学進学率
淑徳巣鴨高校では、大学進学を中心とした教育設計がなされており、一般入試だけでなく指定校推薦や総合型選抜も活用できる環境が整っています。特に指定校推薦については、コース制限なく幅広い大学で利用可能であり、上位私大から中堅私大まで対応しています。ただし、推薦枠の総数は公表されておらず、学校全体としては一般受験を基盤にした進路指導を重視している点が特徴です。ここでは、指定校推薦の仕組みや大学進学率の実態を整理し、受験生にとっての活用のポイントを解説します。
3-1. 指定校推薦の大学と考え方
指定校推薦については、淑徳巣鴨高校は「ある」学校です。公式Q&Aでは、2024年度の推薦枠として、上智大学、東京理科大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、成蹊大学、成城大学、武蔵大学、明治学院大学などを挙げています。しかも、学校は「所属コースによる制限は一切ありません」とも明記しています。つまり、「特進だから推薦は使えない」「上位コースでないと指定校が取れない」といった単純な見方は公式情報とは一致しません。
一方で、推薦枠の総数そのものは公式には公開されていません。 そのため、「指定校推薦枠は何枠あるのか」「GMARCHだけで何人分あるのか」といった数字を断定する記事は、よほど学校説明会や内部資料に基づいていない限り慎重に読む必要があります。公式ベースで言えるのは、「難関私大から成成明学クラスまで、かなり幅広い大学の推薦枠がある」「しかもコース制限はない」ということまでです。加えて、淑徳大学については特別推薦入学試験を受験でき、推薦基準を満たす生徒は原則全員が合格すると案内されています。
3-2. 枠数を見るときの注意点
指定校推薦があるからといって、淑徳巣鴨高校が「推薦中心校」だと理解するのはややズレます。学校のQ&Aでも、推薦枠を案内した直後に「もちろん国公立大学を含め、志望校に一般選抜で合格できる力を養う進路指導を進める」と説明しています。さらに特進クラスの紹介では、一般選抜を中心に学校推薦型選抜や総合型選抜にも対応すると書かれており、特定の入試方式に偏らない設計です。つまり淑徳巣鴨高校の推薦は、一般受験を土台にしつつ利用できる出口の一つだと考えるのが実態に近いです。
3-3. 大学進学率はどれくらい?
大学進学率について、学校はQ&Aで約90%が大学へ進学し、約2%が短大・専門学校へ進学していると公表しています。編成や進路指導のページを見ても、自己理解プログラム、大学入試相談会、三者面談、受験校決定サポート、放課後学習支援など、完全に「大学進学」を中心に設計されていることがわかります。就職先を前面に出すタイプの学校ではなく、大学進学を前提に学校生活が組み立てられている高校と見てよいでしょう。
4. 淑徳巣鴨高校のコース制度とクラス分けの基準
淑徳巣鴨高校の学びの特徴の一つが、コース・クラス制度によるきめ細かな進路設計です。入学時に受験生が選ぶクラスはアルティメット、プレミアム、選抜、特進の4種類で、それぞれ目標とする大学や進学の方向性が異なります。さらに、入学後も成績や志望進路に応じてクラス変更が可能で、学力や適性に合わせた柔軟な教育環境が整っています。ここでは、受験時のクラス選択の仕組み、スライド合格のルール、進級時のクラス変更について、公式情報をもとに整理して解説します。
4-1. 高校募集のコース構成
淑徳巣鴨高校の高校募集は、大きく選抜コースと特進コースに分かれています。選抜コースの中にアルティメットクラス、プレミアムクラス、選抜クラスがあり、アルティメットは東大をはじめとする最難関国立大、プレミアムは最難関私立大文系と海外大学、選抜クラスは国公立・早慶上理・GMARCHなどを目標にしています。特進コースは有名私立大学への進学をサポートする位置づけで、一般選抜だけでなく学校推薦型選抜や総合型選抜にも幅広く対応すると明記されています。
ここで混乱しやすいのが、「受験時に選ぶクラス」と「学習上の文理イメージ」です。学校案内では選抜理科・選抜文科、特進理科・特進文科という目標大学の説明も見られますが、出願時に選ぶ受験クラスはアルティメット、プレミアム、選抜、特進の4つです。クラスの名称や文理の分かれ方を混同すると、入試制度を誤解しやすいので注意しておきたいポイントです。
4-2. 入学時のクラス選択とスライド合格
クラス分けの第一段階は、入試の出願時点で始まります。学校は、受験クラスを4つの中から1つだけ選択する方式を採っており、複数同時選択はできません。そのうえで、アルティメット出願なら「アルティメット→選抜→特進」、プレミアム出願なら「プレミアム→選抜→特進」、選抜出願なら「選抜→特進」の順で合否判定が行われます。つまり、入学時のクラス分けは本人の志望と入試成績の両方で決まる仕組みです。
この制度の面白いところは、「上を受けて下に下りる」ことはあっても、「最初から特進で出して選抜へ上がる」判定はないことです。したがって、挑戦したいクラスがあるなら、そのクラスで出願する必要があります。逆に言えば、淑徳巣鴨高校の入試はかなり戦略性があり、安全重視で受けるか、上位クラスに挑戦するかで合格後のスタート地点が変わる学校です。
4-3. 進級時のクラス変更
入学後のクラス分けについて、公式がはっきり示しているのは、「志望進路と成績に応じて、進級時にコース・クラス変更が可能」という点です。つまり、クラス分けの基準は少なくとも「進路希望」と「成績」が軸です。ネット上では定期テストや模試、生活態度まで含めた細かな基準が語られることもありますが、公式に確認できる範囲はここまでで、詳細な算定式や内部ルールは公開されていません。
また、2025年度高校1年生のクラス編成は、中高一貫生クラスが3クラス、高校入学生クラスが7クラスで、中高一貫生は原則として中高一貫生コース内でクラスを編成すると学校は説明しています。つまり淑徳巣鴨高校の「クラス分け」は、単なる学力順だけでなく、高入生か中入生か、どのコースか、どの進路を目指すかまで含めて整理されているわけです。高校から入る受験生にとっては、自分と同じ高入生集団の中で学び始められる点は安心材料でしょう。
5. 淑徳巣鴨高校の学習環境と学校生活のリアル
淑徳巣鴨高校の魅力は、学習環境や受験対策が非常に整っている点です。授業だけでなく、放課後学習支援や個別指導、AI教材や集団講座を組み合わせたSSEDプログラムにより、高校1年生から段階的に学習習慣を身につけられるよう設計されています。理系・医療系志望者には高大連携プログラムも整備され、東大・医学部を目指す最上位層の学びもサポート。また、規律ある校風や小テスト・朝テストの習慣によって、生徒は集中して学習に取り組む環境が整っています。ここでは、受験サポートの具体的な取り組みや校風、口コミから見える学校の実際の様子を整理して紹介します。
5-1. 受験サポート体制
淑徳巣鴨高校の強みは、受験対策が「授業だけ」で終わらないところです。進路指導ページでは、放課後学習支援としてSSEDプログラムを導入し、自習室利用、質問対応、学習管理、AI教材、集団講座、1対1の個別指導を組み合わせられると案内しています。自習室は平日20時まで、土曜19時まで、長期休業は10時から19時まで利用でき、高2の3学期からは平日21時まで延長されます。受験校決定サポートシステムでは、教員が学問系統や併願校、倍率などを分析し、個々に最適な受験対策カルテを作るとされています。ここまで見ると、淑徳巣鴨高校は「面倒見型」の色合いがかなり強い学校です。
高校の日常学習でも、月曜から金曜まで英語や国語を中心とした朝テストがあり、ICTを使った進捗管理、英検対策プログラムも整っています。受験勉強を高校3年から急に始めるというより、1年次から細かく学習習慣を入れていく学校だと理解するとイメージしやすいです。反対に、完全放任型の自由な学校を期待して入ると、ギャップが出やすいかもしれません。
5-2. 東大・理系・医療系を意識した学び
理系・医療系を志望する受験生にとって注目したいのは、理数教育の打ち出しです。学校は「授業の主役は生徒」として、論理的・多面的に考える力を重視し、2025年から東京薬科大学との高大連携協定、東京女子医科大学との連携によって、薬学系・医学系の講義や実習に触れられる環境を整えたと紹介しています。実験重視の姿勢も明確で、単に問題演習だけでなく「仮説→実験→結果の分析」を重視しているため、理工系や医療系の学問に関心がある生徒には相性がいい学校です。
一方、学校生活全体は比較的規律型です。Q&Aでは、信仰は自由としつつ年5回の仏教行事を行うこと、スマートフォンは所持許可制だが校内使用は禁止であること、専門カウンセラーが相談室で生徒の心のケアに当たっていることなどが案内されています。したがって、「落ち着いた環境で勉強に集中したい人」には合いやすい一方で、「スマホも含めてかなり自由に過ごしたい人」には窮屈に映る可能性があります。
5-3. 各種口コミサイト上の情報では
各種口コミサイト上の情報では、淑徳巣鴨高校の評価はかなり一枚岩ではありません。否定的な声としては、朝テストや小テストの多さ、勉強量の重さ、校則の厳しさ、上位クラスの競争の強さを挙げるものがあります。実際、ある在校生口コミでは「テストが多くて大変」「校内でスマホが使えない」「進級でコース上下がある」といった趣旨の記述が見られます。
その一方で、各種口コミサイト上には、施設がきれい、友人関係は良好、朝テストは大変でも慣れてくる、文武両道の雰囲気がある、といった前向きな評価もあります。口コミサイト自身も「内容は投稿者の主観であり、投稿時点の情報」と注意書きをしているため、評判を読むときは一つの声を学校全体の真実と思い込まないことが重要です。塾や家庭教師の紹介記事より、公式の卒業生の声と合わせて読むほうが実態に近づきやすいでしょう。
5-4. 各種口コミサイト上の情報では
公式の卒業生の声を見ると、筑波大学理工学群へ進学した卒業生は、クラスで参考書の情報交換をしたり、休み時間に問題を出し合ったりする受験モードの雰囲気を語っています。別の卒業生は、長期休み中の講座や定期的な面談が進路決定の助けになったと述べ、早稲田大学商学部へ進学した卒業生は、部活と勉強を両立しながら、周囲の学習姿勢に影響を受けて意識が変わったと振り返っています。こうした公式コメントから見る限り、淑徳巣鴨高校は高い目標を持つ仲間と切磋琢磨し、先生の伴走も受けながら伸びるタイプの受験生に向いています。
逆に向きにくいのは、「学習管理は最低限でよい」「高校生活は自由度を最優先にしたい」「毎朝の小テストや継続課題が苦手」というタイプです。淑徳巣鴨高校は、自由放任の学校ではなく、一定の規律と継続学習を前提に成果を積み上げる学校だからです。受験校として考えるときは、偏差値の上下だけではなく、校風と勉強スタイルが自分に合うかを必ず確認したいところです。
6. まとめ
淑徳巣鴨高校を現在の公開情報から整理すると、偏差値は外部指標でおおむね50〜64程度、上位のアルティメット・プレミアムが難しく、選抜・特進がそれに続く構図です。進学面では、2026年合格実績で東京大学、一橋大学、東京科学大学、早慶上理、GMARCHまで幅広い合格を出しており、上位層なら東大を狙えます。医学部も、2025年実績資料で医学部医学科の独立した合格欄が設けられており、学校として道筋を持っています。指定校推薦は上智、東京理科大、青学、立教、中央、法政、学習院、成蹊、成城、武蔵、明治学院などが公式に示され、コース制限はありませんが、正確な枠数は非公表です。クラス分けは、入試時の受験クラス選択と、進級時の志望進路・成績による変更が柱で、中高一貫生と高校入学生は原則別編成です。
そのため、淑徳巣鴨高校は「東大・医学部も不可能ではない上位進学校」でありながら、実態としては早慶上理・GMARCH・難関私大に厚い、面倒見のよい進学型私立高校と捉えるのが最も正確です。偏差値が上がったという噂にも、合格実績の伸びや入試競争の強さという背景はありますが、外部偏差値の数値だけで単純化しないことが大切です。受験を考えるなら、数字だけでなく、アルティメット・プレミアム・選抜・特進のどこが自分の志望進路に合うのか、指定校推薦と一般受験のどちらを主軸にするのかまで含めて見極めると、淑徳巣鴨高校の本当の魅力が見えてきます。


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